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よみがえった往年のにぎわい 復活 新三八市
平成27(2015)年3月8日(日)、所沢旧町地区の元町コミュニティ広場で「復活 新三八市」(しんさんぱちのいち)が開催されました。これは江戸時代から昭和初期にかけて3日と8日に開かれていた市を3月8日にちなんで復活させたもの。主催/新三八市実行委員会、後援/所沢市、所沢市観光協会、その他多くの団体が協力に名を連ねて実現しました。
 
歴史ある三八市が復活
 
新三八市のにぎわいに、モデルのMeguもウキウキ

新三八市のにぎわいに、モデルのMeguもウキウキ

ガマの油売り口上が大好評

ガマの油売り口上が大好評

 
まず三八市(さんぱちのいち)の歴史を簡単におさらいしておきましょう。所沢は古くから江戸道と鎌倉道が交差する宿場町として栄えてきました。江戸時代の寛永16(1639)年になると、江戸道(現在の銀座通り)の両側に向かい合わせで店が並び、盛大な市が立つようになります。この市は毎月3と8のつく日に開かれたため、三八市と呼ばれました。
 
三八市が開かれるようになってから、所沢は単なる宿場町というだけでなく、農産物や織物の集散地として活況を呈するようになります。明治、大正と時代が進むにつれ、その規模は盛大になりましたが、そんな三八市も昭和初期の戦争を境にいつしか時代の中に埋もれてしまいました。
 
平成27年3月8日(日)の「復活 新三八市」は、三八市がはじまってから375年目にあたることを契機に、所沢の地域活性化をめざして開催されました。今回のイベントレポートは、その様子をお伝えします。なお当日は株式会社山口企画設計・ラビングホームのイベントモデルMegu(所沢市在住)も会場を訪れ、写真に花を添えてもらいました。
 
時代着物などの趣きあるお店が集結
「復活 新三八市」の当日は朝から小雨が降る肌寒い日になりました。しかし、あらかじめ小雨決行とされていたため、開始時間の午前10時前には早くもお客様が姿を見せていました。午前中は年配の着物愛好者の方々が多く見受けられ、熱心に時代着物や古布などを選んでいました。チラシに「所沢初!時代着物市〜レトロから現代まで〜」と銘打っただけあり、数多くの着物が取り揃えられていました。
 
きれいな時代着物を見つけてご満悦

きれいな時代着物を見つけてご満悦

無造作に並んだ商品の中にもお宝がありそう

無造作に並んだ商品の中にもお宝がありそう

 
カゴやセイロなどの工芸品も大人気

カゴやセイロなどの工芸品も大人気

曲げ物の見事な出来栄えに感心

曲げ物の見事な出来栄えに感心

 
教わりながら木を組み立てるMegu

教わりながら木を組み立てるMegu

精巧なミニチュアにくぎ付け

精巧なミニチュアにくぎ付け

 
Meguの大好きなたこ焼きも売っていました!

Meguの大好きなたこ焼きも売っていました!

障がい者のみなさんが作った手づくりの品もありました

障がい者のみなさんが作った手づくりの品もありました

 
また、骨董、古民具、雑貨、手づくり製品などのお店も出店していて、見るだけでも楽しい市となっていました。お腹がすいたらうどんや所沢産の食べ物を売るお店もあり、用意されたテーブル席で食べられるのが便利でした。
 
圧巻!迫力あるガマの油売り
午前11時30分と午後1時30分の2回、会場でガマの油売りが演じられました。正式には「正調 蝦蟇乃膏賣口上」(せいちょう がまのあぶらうりこうじょう)といいますが、ここでは難しいので「ガマの油売り」とさせていただきます。貴重な伝承芸能でもある「ガマの油売り」、演じるのは口上士・筑波大清さん。流れるような口上が見事なのはもちろんのこと、ときおりはさむアドリブのユーモアも絶品でした。
 
刀で腕を傷つけるシーンなどは迫真の演技で、会場からは女性のキャ〜という悲鳴も。ところがガマの油を塗ると傷はすぐふさがって、めでたしめでたし。すばらしい伝承芸が披露されました。口上が終わってから、真剣に見ていたモデルのMeguが「あれ本物の血じゃないよ」と、そっと記者につぶやいたのがかわいかったです。
 
気迫あふれるガマの油売りの演技

気迫あふれるガマの油売りの演技

笑顔が魅力的な筑波大清さん

笑顔が魅力的な筑波大清さん

 
楽しめた懐古浪漫の雰囲気
午前は冷たい小雨でしたが、午後はどんよりとした曇りながらも、なんとか天気が持ち直し、会場を訪れる人も多くなってきました。日曜の午後とあって、家族連れや若いカップルが目立ちます。この日はすぐ近くの「野老澤町造商店」や「所沢銀座中央広場」でもイベントが開かれており、相乗効果も抜群のようでした。
 
会場の元町コミュニティ広場

会場の元町コミュニティ広場

骨董品のお店もちらほら

骨董品のお店もちらほら

 
今回の「復活 新三八市」は、時代着物、古布、骨董などを中心にお店が集められており、そうした懐古浪漫的な商品や雰囲気の好きな人が楽しそうにお買い物をしていました。すでに主催者のもとには「また開催してほしい」という声も届いているそうなので、今後のさらなる復活に期待したいところです。
 
取材・文・写真/イワタハルユキ
モデル/Megu