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暮らし情報 第2回:知っておきたい、松飾りの意味。

身も心も引き締まるお正月。日本では歳末から新年7日まで、家の門や玄関に松を飾る習慣があります。門松、松飾り、しめ飾りなどいろいろなものを見かけますが、これらにはいったいどういう意味があるのでしょう。そして、正しい飾り方があるのでしょうか。松飾りのあれこれをご紹介します
 
松飾りは、歳神様の目印で、休憩の場でもある

暮らし情報:お正月の松飾りお正月に松を飾るのは、わが家を歳神様(としがみさま)が訪れる際に目印にしていただく、そしてしばらくそこでご休憩いただくという意味があります。

神道では、その年の守り神(歳神様)がやってきて、1年間にわたり家を守ってくださると考えます。ですから、元旦に歳神様が迷わず降臨してくださるよう、門に飾り付けをしてお迎えするのです。

むかしは神棚と同じように、門にも榊(さかき)を飾っていたようですが、やがて常緑樹の松や杉を使うようになり、現在では松が一般的になりました。いつも緑色の松は、歳神様が宿るのにふさわしく、縁起もよいと考えられたようです。






 
由緒ただしい門松と、時代の変化

暮らし情報:お正月の松飾り正式に飾るのであれば、お正月には門松を立てるのが理想です。門松は3本の長く太い竹を中心に置いて、松と梅の枝を組み合わせ、下のほうにむしろを巻き、輪飾りをかけたもの。松はいつも緑で、竹はよく育つため縁起がよいとされています。
門松が現在のような形になったのは鎌倉時代といいます。

ところが昨今の住宅事情では、なかなか門松を飾れるような環境にありません。そこで2本1組の松を、門や玄関の左右に結びつけ、和紙でできた輪飾りをかけることで簡略化している家が多くなりました。アパートやマンションでは、自室のドアに小さな松飾りを掛けて済ませます。

本来は松飾りだけでなく、玄関にしめ飾りを飾ると、さらに清らかな雰囲気のお正月になります。しめ飾りは、しめ縄を結って造った飾りに「長寿」「繁栄」「永遠の家系」を象徴する「うらじろ」「だいだい」「ゆずり葉」をあしらったもの。これは神様を迎える清浄な場に飾り、不浄を祓い清めます。


 
松飾りの正しい飾り方

暮らし情報:お正月の松飾り松飾りは歳末に取り付けますが、29日は「苦」に通じ、31日は1夜飾りで神様への誠意に欠け、いずれも避けるべきだと言われています。古式ゆかしい神事では12月13日に、正月事始(しょうがつことはじめ)の儀式で飾りますが、最近の一般家庭では多くが27日か28日、遅い場合は30日に飾ります。

あまり知られていませんが、松飾りは男松(雄)と女松(雌)で1組になっています。葉が短くて細いのが女松ですので、これを向かって右側に飾ります。通常、祭壇などでは右が上座とされており、日本では女性に神を見ていたのかもしれません。女松は右、と覚えておきましょう。

松飾りを取り外すのは、7日の宵です。夜でも構いませんが、日が替わらないうちに外します。元旦から7日までを「松の内」と呼ぶように、松飾りは7日まで。いよいよ歳神様は松を離れ、家のなかで1年間、守ってくださいます。



 
すがすがしいお正月を

暮らし情報:鏡餅暮らし情報:初日の出お正月を迎える儀式や作法は、こだわり始めればいろいろあります。しかし、すべてを堅苦しく、正式な方法で実行する必要はありません。大切なのは、形より心です。
とはいっても、松飾りなどの伝統的なおこないを継承することで、日本古来の考え方を知り、すがすがしい新年を迎えることができれば、それは幸せなことです。新年の皆さまのご多幸をお祈りいたします。