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暮らし情報 第25回:お部屋を快適に(5) 『触れて優しい家』

暮らし情報 第25回:お部屋を快適に(5) 『触れて優しい家』この連載では、人がもともと持っている「五感」を手がかりに、快適な住まいづくりについて考えてきました。

いよいよ最終回は「触覚」です。部屋で過ごしていると、視覚や聴覚ばかりに意識を向けてしまう傾向がありますが、触覚も忘れてはならない大切な感覚です。

朝起きてから、夜眠りにつくまで、私たちはいろいろなものに触れます。温かい、冷たい、堅い、柔らかいなど、私たちの手足と肌はいつも敏感に何かを感じているはずなのです。

 
触れるという視点から室内環境づくり

暮らし情報 第25回:お部屋を快適に(5) 『触れて優しい家』知らないものや、めずらしいものに出会ったとき、人はどういう行動をとるでしょうか。よく見る、ニオイを嗅ぐなど、まさしく五感を駆使して観察するはずです。そして、最後に指先でおそるおそる触れてみます。
そう、触れるというのは最終的に対象を認識することなのです。

犬や猫などの動物も、触れあうことで相手を認識し、お互いのコミュニケーションを深めます。人が未知のものに触れてみようとするのも、動物的本能なのかもしれません。

では、触れるという視点から住まいを快適に保つにはどういう方法があるでしょうか。たとえば空気の乾燥した時期に金属に触れて静電気が発生するのは不快なものですが、こうした不快な要素を取り除いていくとともに、快適と思える環境をつくっていきましょう。

まず基本的に温度です。冬は温かいものが恋しいし、夏は冷たいものに触れたいところですが、それも「過ぎたるは及ばざるがごとし」となります。いつも人肌くらいのぬくもりを保っているものが触覚面からは歓迎されます。

もしフローリングの床なら、冬にはホットカーペットを広げ、ふかふかのラグを敷いてみる。夏にはゴザを敷いてみる。それだけで部屋の快適度は大幅にアップするはずです。
 
毎日、安心して触れることのできる建築素材

健康へのこだわりがある方は、家を建てる時点で、安心して触れることのできる建材を選ぶようにしましょう。天然のもの、自然のものであれば、まず大丈夫なはず。代表的な建材として以下のようなものがあります。
 
【施工事例】 本物の木を最大限に生かした天然木の家:所沢市


『無垢の木』 (むくのき)
自然をそのまま生かした代表的な建材といえば、無垢の木があります。山から生のまま運び出された木を、よく乾燥させたものが無垢材です。乾燥後に建材として利用できるサイズに裁断されますが、場合によっては丸太のまま使用されることもあります。無垢材は乾燥と裁断以外に何も手を加えていない建材です。
自然そのもので、赤ちゃんや肌の敏感な人でも気持ち良く裸足で歩いたり、寝転がったりできます。
 
『漆喰』 (しっくい)
日本家屋などで見かける漆喰の壁は、見た目も、手ざわりも、自然で素朴です。漆喰は石灰に海草で作った糊、植物の繊維、紙を細かく切ったもの、さらさらとした川の砂などを混ぜ合わせたもの。職人さんがコテで手際よく壁に塗っている姿を見たことがある人も多いのではないでしょうか。漆喰は塗られたあと、空気中の炭酸ガスと結合し、石灰岩のように硬くなります。通気性もよく、快適な室内環境がつくれます。

『珪藻土』 (けいそうど)
珪藻土は、珪藻という微細な植物性プランクトン(藻)が水底に積み重なり、歳月をかけて化石化したもの。採取するときは粘土のようになっています。珪藻土は昔から、七輪、煉瓦などに使われ、現在は壁材として重用されています。珪藻土の壁には約0.1ミクロンの小さな穴があいていて、通気性の良さや湿度調整機能があります。
感触も天然素材そのものです。
   
自然素材ならではの注意点

さて、自然素材なら100%安心かというと、必ずしもそうではありません。
たとえば畳です。最近は部屋のコーナーに畳を置いて、和の雰囲気を演出する家庭も増えているようです。
優しい感触の畳はくつろぐのに最適です。

しかし、畳を利用するとき注意しておきたい点があります。畳にはダニの発生を防ぐ防虫剤が使われていたり、農薬成分が残っていたりする場合があります。また、日あたりが悪く湿気のある場所では、自然素材ゆえにダニが繁殖することもありえます。そうなっては感触を楽しむどころではありません。

畳などの自然素材を部屋に取り入れるときは、信頼できる工務店か専門店に相談し、健康面に配慮された製品を利用することをおすすめします。もちろん日頃のお手入れも大事です。
 
五感を大切にしながら、快適な住環境づくりを!

暮らし情報 第25回:お部屋を快適に(5) 『触れて優しい家』視覚、聴覚、嗅覚、味覚、そして触覚。この人間の「五感」という立場からのアプローチで、快適な室内環境について考えてきました。

長い時間を自宅で過ごす専業主婦の方はもちろんのこと、寝るためだけに家に帰るような忙しいサラリーマンの方でも、室内環境がリラックスできるかどうかは関心事のはず。

インテリアや雑貨などにちょっとした気づかいをするだけでも、住まいの雰囲気は変わります。ささやかな工夫を積み重ね、LH-styleが提唱する“愛情のある家づくり”に取り組んでみてくださいね!