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暮らし情報:第30回:やる気が起きないときの対処法

新しい年を迎えて気分一新、今年こそ明るく元気にがんばろう!と思ったのも束の間、 なんとなくやる気が起きず、仕事や家事が思うように進まなくなり、落ち込んでしまうことはありませんか? そのままにしていると、最近よく話題になる「プチうつ」や「新型うつ」に進行してしまう場合もあるようです。今回の「暮らし情報」は日々のなかで“やる気”を起こすちょっとした工夫をご紹介します。
 
まず自分が“やる気”をなくしている原因を知る

ものごとにはすべて原因があり、結果があります。その結果が、また新しいものごとの原因になります。 人が“やる気”をなくしている場合も同様で、やる気が起きないことを放置していると、 さらにやる気が起きない状況になってしまいます。

暮らし情報:第30回:やる気が起きないときの対処法では、私たちが“やる気”をなくしてしまう原因はどこにあるのでしょう。以下にその代表的なものを挙げてみましたが、心と体のコンディションにかかわるものが多く、こうした原因をひとつひとつクリアしていくことで、少しずつ“やる気”が回復するようになります。

あなたがもし“やる気”をなくしているとしたら、原因は何でしょう。 そして、その対処法はどこにあるのでしょうか。


■ 睡眠不足と睡眠過多

睡眠不足や睡眠過多が気分に影響をもたらすことは誰もが感じていることと思います。 適正な睡眠時間は人によって違いますが、おおむね6〜7時間が目安とされ、そこでいかに深く眠れるかが鍵となります。人間の脳は睡眠時、浅い眠り(レム睡眠)と深い眠り(ノンレム睡眠)を繰り返しています。 レム睡眠は身体が眠っているにもかかわらず脳が活動している状態。 ノンレム睡眠は脳も身体も深く眠っている状態です。

夢を見た、トイレに行きたくなったというレム睡眠状態のタイミングで起床すると、脳が活動しているためスムーズに起きられます。 レム睡眠とノンレム睡眠は約2時間ごとの周期で繰り返されています。 たとえば夜11時に寝て朝7時に起きればちょうど2クールがめぐったところで、気持ちよく起きられる可能性が高まるといいます。このように規則正しい睡眠を意識することが、起床時の“やる気”に影響してきます。睡眠は少なすぎても多すぎてもよくありません。自分に合った睡眠時間を確保しましょう。

■ 脳のリズム
寝起きが悪く、起床後しばらく頭がもうろうとする人も多いようです。そういう人に限って夜は寝つきが悪く、「寝られない→起きられない」の悪循環に陥りがちです。この場合、効果があるのは、朝、目覚めたとき5分間日光に当たること。 暮らし情報:第30回:やる気が起きないときの対処法

寝室のカーテンを開け、窓際で朝日を浴びると、脳がリセットされます。それにより全身の機能が正しいサイクルに戻ろうとします。天気の悪い日や、陽が当たらない部屋の場合は、明るいデスクライトなどの下で2〜3分、光を浴びるようにします。ただし眼で光源を直接見てはいけません。

光を浴びて体のサイクルや睡眠のリズムが整うのは、体内にあるメラトニンというホルモンの作用です。 夜になって暗くなるとメラトニンが増え、自然に意識が眠りに向かいます。朝になって眼が強い光をとらえるとメラトニンが減少し、セロトニンという心を安定させるホルモンが増加します。セロトニンが分泌されないとウツ傾向になることはよく知られているとおりです。

朝は光を浴びてセロトニンを増やし、夜は光を落としてメラトニンを増やすようにすれば、質の良い睡眠が得られ、日中の“やる気”復活に役立ちます。

■ 運動不足 暮らし情報:第30回:やる気が起きないときの対処法
運動が不足すると血液の循環が悪くなり、蓄積されたエネルギーが内にこもり、何かをしようとする意欲が減退する傾向になります。そんなときは、とにかく動くことが大切。 といっても、激しいスポーツをする必要はありません。

毎日30分程度のウオーキングやストレッチを続けるだけで効果があります。気が滅入ってきたら、こまめに散歩する習慣をつけてもよいでしょう。


■ 食生活
疲れたら甘いものを食べる人も多いと思います。確かに適度な糖分はエネルギーとなり、頭の回転をよくする働きがありますが、多めにとると眠くなってしまいます。現代の食生活では知らず知らずのうちに糖分を取りすぎていることが多いので逆効果に注意しましょう。

暮らし情報:第30回:やる気が起きないときの対処法同じようにコーヒーなどのカフェイン飲料にも要注意です。 飲んでしばらくは覚醒作用で“やる気”に貢献しますが、効果が切れたときの反動は“落ち込み”につながります。 カフェインは習慣性もあるので、飲みすぎないようにしましょう。

毎日コーヒーを3杯飲む人は、年間で1,095杯飲むことになります。頼りすぎるのは避けたいものです。 また、“やる気”が起きない人のなかには、食生活が不規則だったり、ビタミン不足だったりする人も多いようです。朝、昼、晩の食事を規則正しく採り、野菜や果物などもしっかり食べるようにすると改善が期待できます。

■ 脱水症状
人間の体にとって水は必要不可欠なものです。 私たちは就寝中にも汗をかいていて、体から水分が失われています。 寝ているうちに知らず知らずのうちに軽い脱水症状を起こしているケースも多いとされています。寝る前に200〜300ccの水を飲んでおくと脱水症状を防ぎ、心身が安定し、深い眠りを得ることができます。

但し、水分といってもコーヒーやアルコールには利尿作用があり、体内から水分を排出する働きがあるため、逆効果になります。カフェイン飲料には覚醒作用があって寝つきが悪くなる可能性もあり、アルコールも浅い眠りの原因になるとされています。就寝前の水分補給は、水か白湯がおすすめです。

■ 過剰なストレス
仕事や私生活のストレスも“やる気”を失わせる大きな要素です。 やるべきことの効率が上がらず、それがさらにストレスになるという負のスパイラル。 こうした場合は、やることを手帳やメモ用紙に書き出し、優先順位をつけるようにします。

今すぐやるべきこと、今日中にやるべきこと、明日でもよいことなどに分類し、最優先のものごとから済ませていくようにし、無理はしないようにします。 ストレスの重圧を受けているときは、呼吸が浅くなる傾向になりますので、 大きく深呼吸するなどの意識的な気分転換も有効です。

また休憩時間やオフの時間には懸案事項を頭から追い出して忘れるようにしましょう。 カフェや公園で静かに瞑想するのも効果があります。ストレス解消には人それぞれの方法があるので、自分に合った方法を見つけておきましょう。

■ 身体の不調 暮らし情報:第30回:やる気が起きないときの対処法
頭痛がある、気持ちが悪い、腰が痛いといった体の慢性的な不具合に“やる気”を削がれることがあります。これは日々の努力というよりも、治療による解決が必要です。自分の体のクセを知り、症状が出ないように普段から健康管理に努めましょう。

また、症状が出たときは軽くても先送りせず、クリニックに行くなど早めに対処するようにします。 “やる気”が出ないからといって安易に薬に頼るのは考えものです。精神安定剤や鎮痛剤は、とりあえずその場をしのぐものですから、あまり使わないようにして、根本的な原因となっている不調の治療を心がけるようにしましょう。

■ 対人関係
無神経な上司や同僚のせいで“やる気”を失っているサラリーマンやOL、悪口が飛び交うご近所で悩んでいる主婦など、いろいろな対人関係で“やる気”を失っている人がいるかもしれません。私たちの社会には周囲に毒を振りまいているような人も見受けられます。

こうした人と正面から向きあうのは、かなりのエネルギーを要しますし、一歩間違えれば傷つけられたり、無力感にさいなまれたりすることになります。こういう場合は、ぶつかるのではなく、スルーすることを身につけましょう。

真の強さを身につけるのは難しいことですが、「あなたが何を言おうと、何をしようと、私は全く傷つかない。何故なら、あなたの撃った弾は私に当たっていないから」という気持ちになれればベストです。

小さな工夫の積みかさねで“やる気”は回復します

以上のように、毎日の暮らしのなかで“やる気”を失わせている原因を、ひとつひとつクリアしていくことが大切です。その対処法は、小さな工夫の積みかさね。気分転換をするつもりで、地道に実行してみましょう。

そして最後に大事なことをひとつ。“やる気”が起きない原因には、自分の防衛本能がはたらいていることがあるかもしれません。本当に疲れたり傷ついたりしたとき、人は心や体がSOSを出すように出来ています。そんなときは素直に休む、すべてをリセットしてみる、ということも必要かもしれません。そして自然に“やる気”が復活したとき、人として一歩成長できるのではないでしょうか。