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暮らし情報:第32回:衣替え
洗濯


新緑が美しい季節になってきました。 気温の高い日も増えてきましたが、本格的な夏を前に済ませておきたいのが「衣替え」です。「冬物を仕舞って、夏物を出すことでしょ、かんたん、かんたん!」とお思いの方も多いことでしょう。でも、ちょっと待ってください。衣替えにも、いろいろコツがあるってご存知ですか?



 
衣替えの時期を正確に判断しよう
私たちは、経験上なんとなく「衣替えは6月と10月」と思い込んでいるのではないでしょうか。たしかに目安としては、それでよいのですが、最近は異常気象もあって柔軟な対応が必要です。
6月になったからといって早めに冬物を収納してしまうと、思わぬ梅雨寒(つゆざむ)の日があったりして、困ることにもなりかねません。
長袖と半袖の分かれ目は気温が約22度といわれていますので、これを目安に衣替えの時期を決めるとよいでしょう。
 
衣替えを実行する時間帯
衣類に湿気は大敵です。衣替えで服を収納するときに湿度が高いと、一緒に湿気も仕舞い込んでしまうことになります。ですから、衣替えはカラリと晴れた日の午前10時から午後2時くらいに実行するとよいとされています。この時間帯はもっとも湿度が低いからです。
仕舞う衣服をあらかじめ洗濯しておき、天気のよい日に衣類の虫干しを兼ねて一気に入れ替えたいものです。
 
これが大切! 収納するときのコツ
衣服を収納するときのコツとしては、次のような点があります。
ひとつひとつは簡単なことですが、全部きちんとこなすのは、なかなか大変です。がんばりましょう。
 
■必ず洗濯してから収納する
長期にわたり収納するので、衣服は必ず洗濯するか、クリーニングに出してから仕舞うようにします。 汚れていないからといって着たまま仕舞うと、カビやニオイが発生することがあります。
なお長期間着ないものを洗濯するとき、洗濯機でお風呂の残り湯を使うのは避けましょう。含まれている人体のタンパク質で黄ばみができることがあります。

 
■シワになりやすいものはきれいに折りたたむ
自分で洗濯したときも、シワになりやすいものはきれいに折りたたみ、清潔な衣装ケースに仕舞うようにしましょう。クリーニングに出したときは、吊り下げタイプでなく、折りたたみタイプで仕上げてもらうと、場所を取らずに収納できます。
 
■セーターなどは丸めて収納する
セーター、カーディガン、フリースなどは丸めて収納するとスペースを取りません。シワにならない素材、特に厚みのある衣服は、丸めて並べると落ち着きます。
 
■吊るして収納するときはハンガーのサイズに注意
ジャケット、スーツ、ワンピースなどをハンガーに吊るしておく場合は、衣服の肩幅とハンガーのサイズをきちんと合わせるようにします。思わぬ型くずれの原因になるからです。また、数を詰め込みすぎるとシワになることがあるので、空間に余裕をもって吊るしましょう。
 
■防虫剤を忘れずに
タンスやクローゼットには必ず防虫剤を入れておきましょう。特にウール、シルク、アンゴラなどの高価なものほど虫食いの被害にあいやすいものです。できればフタのついた密閉できる衣装箱に防虫剤とともに収納することをおすすめします。
 
収納の極意は防虫剤にあり!
防虫剤には、大きく分類すると4種類の製品があります。 どれを使うかは一長一短があるので、購入するときは製品の説明をよく読むようにしましょう。
 
種類 特徴 適さない衣類 匂い
樟脳(しょうのう) 防虫剤の万能選手。 あらゆる衣類に手軽に使用できる。 自然な芳香がある。 なし(ただし金箔、金糸、銀糸には直接触れないようにする) あり
ナフタリン 防虫効果がゆっくりと長く持続する。めったに使わない礼服などに適している。 金糸、銀糸、ラメ、塩化ビニール(バッグやベルト) あり
バラジクロルベンゼン 効果は高いが揮発も早い。 高温多湿の場所で使うとシミになることあり。 合成皮革、金糸、銀糸、ラメ あり
ピレスロイド系 他の種類と併用できる防虫剤。 タンスやドレッサーに適している。 真鍮、銅がボタンや装飾に使われている衣類 なし
揮発した防虫成分は空気より重く、下方へ移動するので、なるべく上部に置くようにしましょう。
洋服ダンスやクローゼットでは上にぶら下げ、衣装ケースでは積み上げた衣類の上に置くようにします。そうすることで効率的に防虫成分が行きわたります。
 
ちょっとした配慮が衣服を守ります!
衣替えで衣服を収納するときは、ちょっとした配慮が大きな効果をもたらします。
例えば、洗濯物を干しているうちに、虫がついたり、卵を産み付けられたりすることがあります。
そのまま収納すると、虫食いの原因になってしまいます。外から取り込んだ洗濯物は必ずブラッシングするなど、きれいに手入れしてから仕舞いましょう。
 
忘れがちなことですが、クリーニングから戻ったときに掛かっているビニールは必ずはずしておきます。そのまま収納すると長い間収納しているうちに蒸れてしまい、生地によくありません。ホコリがつくといけないと思い、ビニールを掛けたままにする方も多いようですが、逆効果になるので注意しましょう。
 
裏技ですが、無理な保管などで衣服にシワがついたときは、入浴後のバスルームで吊るしておくとシワを伸ばすことができます。 バスルームに漂っている湯気(水分)が生地を湿らせ、衣服自体の重みでシワが伸びるのです。アイロンをあてるほどではないシワに適した対処法です。
 
これらのちょっとした配慮をしながら、衣服をやさしく扱ってあげましょう。 次の衣替えのときには、きれいなまま取り出すことができるはずです。 これまであまり神経を使わずに衣替えをしていた方は、ぜひお試しください。